雑貨販売のアルバイトを始めた元同期

雑貨販売のアルバイトをしている元同期がいる。彼女と私は苗字が同じだったので、入社式のときから席がとなりで、その後の研修もずっと同じクラス、同じグループで過ごしてきた。研修を終えた配属先も同じで、扱う製品も同じだった。ただ私と彼女では参加するプロジェクトが違った。私がある製品の担当をしていたとき、彼女は同じ上司のもとを去って別の上司のもとへ行き、ある大きなプロジェクトに別の製品担当として所属してしまった。

それからというもの、半年ほどは忙しい日々が続いたようだ。私が残業で帰りが遅くなると、たいてい彼女も仕事がまだ終わっていなかった。社内でも期待がかけられた収益性の高いプロジェクトだっただけに、忙しいけれどもやりがいがあるのだろうなと思っていたら、急に彼女は会社を退職してしまった。それまでに色々なプロジェクトに携わり、やりたかったことをやって思い残すことも無いので退職を決めたらしかった。びっくりはしたけれども、彼女らしい思いきりの良さで私は少し羨ましかった。

仕事を辞めて、はじめはインテリアデザインを学校で学んでいたが、その後彼女は雑貨販売の店でアルバイトを始めた。彼女のバリバリと働いていた当時の姿からアルバイトという言葉がうまく連想できなくて、最初は驚いた。しかしその雑貨販売の店では店長にも気に入られて、アルバイト社員の中でも評価がかなり良かったようだ。と思っていたらその店も辞めて、今度はショーウィンドウを飾ることに興味を持ったらしく、また違う趣向の店でアルバイトを始めてしまった。せっかく仕事で認められているのにもったいないが、彼女の潔い決断力には羨ましいものがある。

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